こんにちは!
naoko(@Nko_Life)です。
新型コロナウィルスのワクチン普及により、感染者数が減少してきた今日ですが、コロナ禍で外出自粛が続いていた最中、ペットを飼い始めたという方も多いのではないでしょうか。
ここ10年ほどの間に保護猫の譲渡数は増加していますが、懐かないからと言う理由で、飼育放棄してしまう人も中にはいます。
これから保護猫を飼おうと考えている人がいたら、想像と違っていた、なんてことにならないように、是非この記事を参考にしてみてください。
✅ 猫を家族として迎え入れようと悩んでいる人
✅ 飼育に必要な最低限のグッズは何か知りたい人
✅ どのくらいで仲良くなれるのか気になる人
実は、私自身も去年の8月から猫を飼い始めました。
ただ、飼うのであれば、保健所等にいる保護猫や保護犬を飼いたいと前々から決めていたのですが、職場の上司の家に住み着いていた野良猫が子猫を生んでしまったことで、保護されてしまうため、引き取ってほしいとの相談があり、うちに迎え入れることとなりました。
名前はムウくん(♂・推定年齢1歳半)
一見懐いているように見えますが、最初は威嚇され、引っかかれ近寄ることすら許さない。
ここまでくるのには、相当時間がかかりました(涙)
そもそも猫ってどんな生き物?
自由気ままなマイペース
基本的に猫は、単独で縄張りを持ちながら生活をする生き物です。
集団生活が出来ないわけではありませんが、飼育下における多頭飼いでは、特に縄張りを意識して、生活を送るようです。
そして、なんと言ってもマイペースなツンデレ。甘えてきて可愛いな~と撫でていたら、突然そっぽ向いて距離を置かれます。ツンデレなところに魅力的を感じる方もいますが、ちょっと寂しかったり…(笑)
きれい好き、とにかくきれい好き
実はとてもきれい好きな動物で、毛づくろいをすることで体の清潔を保ちます。
トイレ後は、排泄物に砂を被せて隠しますし、汚れたトイレは使用しなくなるといった徹底ぷり。
トイレの掃除は常に欠かせないですね。
夜行性でほとんどの時間寝て過ごす
猫は夜間に活動するため、1日の半分以上は寝て過ごしています。
ムウくんも日中は滅多に顔を見せてくれません。とても眠そうな顔で20時頃にのそっと出てくるのがルーティーン。そして、取れないような声でニャ~と一鳴きしますが、寝起きは声の出が悪く、かすれています(笑)
イメージと現実のギャップ
イメージ:おもちゃで遊ぶと飛びついてくる
ムウくんはおもちゃを怖がります。猫って動く物に飛びついて喜んで遊んでくれるものだと思っていました。いくつかおもちゃを購入して試してみましたが、全滅…。
たまたま子供が拾ってきた猫じゃらしにはしっかり食いついていたことには驚きと同時に、さすが猫と言う名前がつくだけあると思いました。
イメージ:お腹の上に乗ってゴロゴロしてくれる
まず近寄ってきません。保護猫ということもあるとは思いますが、猫は生後3か月ほどで社会性を身につけるそうで、その頃に猫の性格が決まると言われています。
ムウくんを我が家に迎え入れたときには、すでに半年以上は経過していたことから、人間に全く懐いていませんでした。1年経ってようやく触らせてくれるようになり、一歩前進…!
イメージ:家主の帰宅を窓際で待っていてくれる
待っていません。そもそも寝ていますし、警戒心が強いムウくんは人間がいる間は窓際にはいきません。ただ、家には慣れたのか、窓を開けても逃げ出すことはありません。猫は家に付き、犬は人に付くという言葉があるのも納得。ただし、網戸を突き破って脱走した、ということもあるので、やはり簡単外に出れるような環境は良くないと思います。
最低限必要な飼育グッズは?
ケージ
保護猫を迎え入れる際は、必ずケージがあったほうがいいです。
人慣れしている子であれば、そこまで心配はいりませんが、まだまだ人に慣れない状態では、人を避けて隠れてしまいますので、ケージの中は安心だよ、という意味も含めて設置してあげましょう。
トイレ
こちらも必要不可欠。
トイレには、様々な種類があり、屋根付きや入口に扉があるものなど、環境に合わせて選ぶと良いと思います。
我が家では、ケージ内に設置できるものを使用し、部屋の中を歩き回れるくらい慣れてから、ドーム型のトイレは変更しました。
トイレ後は猫砂が飛び散るため、飛び散り防止マットがあると便利です。
また、臭いが広がって気になる方は、デオドラントのシートや猫砂を選ぶと良いでしょう。
ご飯用の食器
ご飯と飲み水用の食器をそれぞれ用意しましょう。
ペットショップで購入することも可能ですが、家に余っている食器を使用する際は、プラスチック製などの、軽い素材ではなく、ある程度重みのあるものか、滑りにくい食器を用意してください。
ご飯はあげればあげるだけ食べてしまい、嘔吐してしまう子もいるため、早食いする傾向の猫ちゃんには、早食い防止の食器もあります。
これは買わなくても良かったと思ったグッズ
爪切りやシャンプー、ブラシなどの衛生用品
自宅に招き入れるからにはきれいにしようと思い用意していましたが、保護猫ムウくんはまず捕まえることが難しく、ブラシも嫌がるため、シャンプーシートにて体を拭きました。それでも嫌がり、最終的には引っかかれて威嚇されてしまったので、しばらく距離を置き、諦めました。
未開封の爪切りとシャンプーが自宅に保管されています。
首輪
飼い猫の証と言えば、首輪!そう思い、購入しましたが、こちらも嫌がってつけることができず…。
最初の頃は、これで脱走してしまったらどうしようと不安でした。
フード大量買い
買わなくてよかったというよりも、失敗してしまったことと言えば、ドライフードの大量買い。
猫には食事に合う合わないがあるようで、ムウくんはドライフードが合いませんでした。最初のうちは食べていたのですが、明らかに吐く量が多く、毛玉も出ていなかったため、試しにウエットフードに切り替えたところ、吐き戻すことがなくなりました。
CIAOチュールは嫌いな猫がいないのでは?と思うほど食いつき良いのでおすすめです。
病院へ行くタイミングは?
本来であれば、保護したときにすぐに病院へ直行し、見てもらうことが理想的です。
私が引き取ったときは夜間だったため、病院が開いていなかったので、翌日にでも行こうと思い、ケージ内に放ってしまいました。
その後は捕まえることが困難となり、結局病院へ連れていき見てもらえるようになるまで半年ほどかかりました。
捕まえるときは、大人2人がかりで30分ほどかけてようやく捕まえることが出来ましたが、壁紙やテーブルはひっかき傷でズタズタに…(泣)
捕まると察知すると途端に暴れだし、猫も人間もケガをする危険性が高いため、頑丈な手袋を使用して捕獲しました。
[和田工業] 【有名ドッグトレーナー推奨】 ペットグローブ 噛みつき 引っかき 牛革 厚手 保護手袋 犬 猫 爬虫類 園芸 耐摩耗性 耐熱性 ロング 肘
病院に連れて行ってからシャンプーや爪切りもお願いしてみましたが、引っ搔いたり噛む可能性があるので、できないと断られました。爪とぎをしているのであれば、無理に爪切りをしないでも良いとのことだったので、今はそのままにしています。
また、病院へ連れていくときは洗濯ネットに入れて連れていくことがベターだそうです。
というのも、保護猫は特に人慣れしていないので、キャリーバッグから出した後にパニックを起こして暴れてしまうそうです。
事実、洗濯ネットに入れたまま連れて行くと、とてもおとなしくしていてくれました。
まとめ
子猫から飼い始めるときと違い、ある程度大きくなった猫を迎え入れるときは、猫はマイペースな生きであるということを念頭に、人間のほうから安易に近づいて、無理やり仲良くしようとすることは避けたほうが無難、というよりは、難しいと理解して、気長に待つことが大切です。
我が家でも、最初のうちは餌とトイレの世話のみ行い、ほぼノータッチでした。
この人は自分に害は無いと判断すると、ある日突然、猫のほうから歩み寄ってくれます。
今ではお腹を見せてリラックスしてくれるほどに…^^*
もちろん飼っていて大変なことはたくさんあるとは思いますが、家族として迎え入れるからには、「思っていた猫と違う」としても、最後まで責任をもって可愛がってあげることが猫の幸せにも繋がると思います。
コメント