サービス提供責任者の仕事内容やヘルパーとの違いとは?業務内容を紹介!

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naoko
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こんにちは。
naoko(@Nko_Life)です。

 

サービス提供責任者という役職をご存じですか?

 

施設で勤務されている方には、あまり馴染みのない言葉かもしれません。

 

訪問介護事業所には、サービス提供責任者という、事業所に登録しているヘルパーさんたちを統率するリーダーの役割を担う責任者を配置しなければなりません。

 

これは、契約している利用者さんにより配置人数が決まっているため、事業所によっては2名以上配置されているところもあります。

 

私もサービス提供責任者の役職に就いて勤務しております。

 

ヘルパーさん
悩める人

介護士としては働きたいけど、
夜勤はやりたくない。
でも登録ヘルパーは給料が
少ないなぁ・・・。

 

 

そんな人こそ、サービス提供責任者が適任だと思います。

 

では、いったいどんな仕事内容なのか?詳しく解説していきたいと思います。

 

サービス提供責任者について

必要な資格は?

まず必要となってくる資格についてですが、以前は介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級課程修了者)の資格でも、3年の実務経験があればサービス提供責任者として配置することが可能でした。

しかし、2018年に資格要件の見直しがあり、現在では介護福祉士、実務者研修、介護職員基礎研修、ホームヘルパー1級のいずれかの資格を持っていることが条件となります。

 

勤務形態は?

正社員または非常勤での勤務が可能となっており、非常勤の場合は、週に20時間以上の勤務が必須となります。

 

主な仕事内容は?

支援受け入れの日程調整、必要書類の作成や会議への参加、ヘルパーたちの育成・管理、欠勤者のフォローなどがあります。
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具体的な仕事内容について

日程調整

【依頼を受けてから】
支援依頼を受けて、利用者さんの希望に合わせて、派遣できるヘルパーの調整を行います。
希望に添えない場合は、事業所で入れる箇所を打診したりして調整を行います。

 

必要書類の作成

【アセスメント】
利用者さんやそのご家族がどのようなことに困っているのか、また本人はどのような状態なのかなど、今後のサービス提供に必要な情報の聞き取りを行います。

 

【訪問介護計画書】
ケアマネジャーが作成したケアプランを基に、訪問介護計画書というものを作成します。
これは、利用者毎に作成され、利用者さんの意向などに沿った支援の内容、訪問日時等が記載されています。

 

【サービス手順書】
支援の内容・手順を記した書面を利用者毎に作成し、ヘルパーに周知します。

 

【モニタリング】
訪問介護計画書には利用者さんが達成すべき目標が記載されており、この目標が達成できているかどうか、支援内容や利用者さんに無理はないか、状態変化等に合わせて支援内容を変更する必要があるかどうかなど、毎月モニタリングを行い、評価します。

 

担当者会議への出席

担当者会議とは、利用者さんとその家族に関わりのある各サービス事業所(ケアマネジャー、訪問介護、訪問看護、デイサービス、機能訓練等)が集まり、利用者さんの様子や状態・ご家族の意向などについて話し合いを行う場になります。

 

サービス担当者会議、ケアカンファレンスなどと呼ばれることもあり、初回に開催された後は定期的に開催する必要があります。(開催日程の調整は、ケアマネジャーの仕事)

 

開催時期としては、ケアプランの更新時期や著しい状態変化があった場合などに行われることが多いですが、現在は新型コロナウィルス流行の観点から、大きな変更点が無い場合は省略することも可能となっています。(その場合は照会内容に回答する必要があります)

 

ヘルパー育成・管理

サービス提供責任者は事業所のヘルパーを統率するリーダーの役割があるため、ヘルパーが利用者さん宅へ一人で訪問できるように同行し、支援内容の手順を引継ぎや指導を適宜行います。

 

また、利用者さんの都合やヘルパーの都合は悪く、訪問が難しい場合の日程調整も仕事の一つです。

 

他にも、ヘルパーの技術や知識向上を目的とした定期的な社内研修や個別研修を行うなど、ヘルパーに正しい知識を身につけてもらい、現場で困らないようフォローできる体制を整えます。

 

給料や休暇について

給料はどのくらいもらえる?

サービス提供責任者の仕事は、基本的に夜勤がありませんので、もらえる手当としては資格手当や役職手当、処遇改善加算等になります。
手当は事業所ごとに定めがありますので、もらえる金額は一律ではなく、ボーナス支給が無いところもありますので、年収としても変動があります。

平均的には月収22~24万ほどが多いようです。

 

勤務日数や休暇は?

訪問介護の場合は、基本的には固定で日勤になるところがほとんどですが、フレックス制度を取り入れている事業所もあります。
フレックス制度の利点としては、業務が多くなる月末月初に合わせて、勤務の調整を行うことが出来ることです。
休日に関しては、やはり介護職ですから、土日祝日休みというわけにはいかないところがほとんどです。
月末月初は忙しくなることが多いため、定時で退社することが難しくなる場合もあります。
実際に施設で働いていた時のリアルな給料はこちらから
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ヘルパーとの違いは?

サービス提供責任者とヘルパーの違いは何か?
実は、サービス提供責任者もヘルパーと同じように利用者さんのお宅へ訪問して支援を行います。
サービス提供責任者としての仕事内容は、あくまで訪問以外の空き時間を行う内容となっています。
業務が多いため、サービス提供責任者としての時間を割くべきですが、実際はヘルパー業務に追われ、理想的な業務体制を取れない事業所が多くあります。
ヘルパーとの二刀流と考えると分かりやすいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

サービス提供責任者は仕事量がとても多く大変な職業ではありますが、一つ一つ確実に業務をこなし、少しずつ慣れていけば、働く女性にとってはとてもいい役職だと思います。

訪問介護事業所で働く介護士が妊娠すると、退職するケースが多くありますが、サービス提供責任者であれば、デスクワークを中心にした業務割を組むことが可能になり、退職せずに育児休暇を取得できます。

私はサービス提供責任者をしてたいこともあり、職場に残り仕事を続けることが出来ましたし、現在育児休暇を取ることが出来ています。

在宅介護のニーズが高まりつつある今、ヘルパーの更なる上を目指してみてはいかがですか?

naoko

はじめまして。
管理人のnaokoと申します。

神奈川県川崎市出身。
夫、息子(4)、娘(0)、猫と暮らしている30代です。

介護士歴・・・6年
主婦歴・・・・5年
ママ歴・・・・4年

育休中で仕事はお休みしています。

介護士の経験と主婦・母親としての経験を基に役立つ情報を発信していきたいと思います。

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