【訪問介護員の悩み】時間がかかってしまうあなたに!調理支援の時短ワザ

介護

こんにちは!naokoです。

訪問介護員の方であれば、調理の支援を担当したことがあるかと思いますが、

ヘルパーさん
ヘルパーさん

調理時間が足りなくて、

支援時間内に終えることができない!

と悩まれた経験はありませんか?

 

ヘルパーが調理を行う場合は生活援助になりますので、支援時間は1時間で設定されている事業所がほとんどかと思います。

また、訪問介護計画書に沿って支援を行うことになりますので、品数を数品作ると言った内容の計画書だと、余計に時間が足りず、いつも同じようなメニューになってしまう、なんてこともあると思います。

今回は、調理支援の際に活用できる時短技をご紹介したいと思います。

👉この記事はこんな人におすすめ
✔ 調理が苦手
✔ 支援時間内に調理が終わらない
✔ 手際良く調理や片付けができない

 

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調理に時間がかかる原因

調理には材料をカット→下処理→焼く、煮る、揚げる→盛り付けなど、いくつかの工程を経て、ようやく完成に至ります。

しかし、支援時間は1時間しかなく、調理の他に準備や片付けも含めて支援を行わなければいけないため、実質1時間も時間がありません。

では、時間がかかってしまう原因は一体どこにあるのか?

  1. カットや下処理に時間がかかる
    高齢者への調理では食材の大きさ、やわらかさ、塩分等注意する点が多々あります。自宅での調理と違い、各利用者に合わせたカット・下処理が必要なため、時間がかかってしまいます。歯茎で潰せるほどのやわらかく調理する場合には、その分長い時間煮る必要があります。
  2. 使い慣れないキッチンでの作業
    そもそも自宅で使用しているキッチンではないため、調理器具の置き場所、調味料の置き場所、食器の置き場所全てが違っていて、慣れるまで探して時間がかかる可能性があります。また、シンクが小さい、ガス台のコンロが1つのみ等の理由もあり、思うように作業ができない場合もあります。

    もちろん同行支援を行っていると思いますが、自宅以外のキッチンを使用するのは、やはり慣れが必要です。

  3. 1品ずつ作っている
    1品目を作ってから2品目を作っていると、カットする、洗う、茹でるなど同じ工程をもう一度繰り返すことになります。品物別で調理をするのではなく、工程別で行うことで、時間を短縮することが出来ます。
    また、使用した調理器具は使わなくなった時点で洗い、片付けも同時進行することが可能となります。

 

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自宅でも使える!調理の時短技

様々な原因で時間がかかってしまう調理の支援ですが、時短ワザを覚えれば、今までかかっていた時間も短縮することが可能になるかもしれません。

下処理には時間をかけない

食材をやわらかくするとき、鍋を使って煮ていませんか?
例えば自宅で煮物を作るとしたら、食材をカットして、鍋でコトコト時間をかけて煮込むと思います。

しかし支援中にコトコト煮込んでいたら、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。

そこで役立つのが電子レンジです。

①野菜をカットする。
②サランラップでまとめてくるみ、電子レンジでチンする。

たったこれだけで、一気に時間を短縮することが可能です。

電子レンジの加熱時間は食材や大きさにより異なりますが、小さく切ることにより、加熱時間は短くすることが可能です。

また、そぎ切りにして面積を広くしたり、隠し包丁で切り込みを入れることで、味を染み込みやすくすることが出来ます。

同時に調理をする

基本手的にはガスコンロを使用して調理を行うことが多いと思いますが、同時に電子レンジやオーブントースターを使用した調理法もとても便利です。

魚を焼こうとしたら、

あれ?グリルがない!?

なんてことがありました。

 

そんなときは、アルミホイルで魚を包み、オーブントースターで10分~15分程度放置するだけで、1品出来てしまいます。

アルミホイルで包むことで、焦げて失敗してしまうことがありません。

放置しておけば作れるようなメニューに関しては、同時に他のメニューも調理することで時短に繋がります。

電子レンジでは、短時間で芯までやわらかくすることができますし、和え物など副菜を作るのにも適しています。

全てのやろうとしない

訪問介護計画書に沿って支援を行うことが前提になりますが、「あとは10分煮込むだけ」「和えるだけ」などの最終工程や食器洗いなどの片付けを、利用者さんにお願いすることも一つの方法です。

介護保険制度では、自立した生活を送ることができるよう支援することを目的としていますので、利用者さんが出来ることがある場合は、無理のない範囲でお願いすることで、利用者さんの残存機能を活かした援助を行うことができます。

それでも時間がかかる場合

支援方法を工夫してみても時間がかかる場合は、以下の内容を確認してみてください。

▼調理法や盛り付けなど、細かすぎる部分にこだわってしまっていないか?
▼彩り、栄養面、品数を毎回きっちりとしすぎていないか?
▼何を作るか決めていないまま調理を始めてしまっていないか?
▼そもそも訪問介護計画書に無理のある内容ではないか?

栄養面を考えたメニューの提案・調理を行うことは大切ではありますが、利用者さんの金銭的な理由により、冷蔵庫にある食材で調理をする、ということも良くある事案ですので、必ず栄養満点の物が作れるかというと、難しいところでもあります。

毎回質素なメニューでは栄養が偏りますので、良くないことですが、常に完璧を目指してしまうと、余計にうまくいかない原因になります。

また、訪問介護における調理の支援は一般的な調理になりますので、凝ったメニューを作ることは好ましくありません。

訪問介護計画書に沿っていても終わらない場合には、計画書の内容を見直したほうが良い可能性もありますので、サービス提供責任者に相談してみましょう。

 

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まとめ

・電子レンジを駆使する。
・カット、茹でる、炒める 工程別に調理を行う。
・同時に2品作る。
・調理器具は使わなくなったら途中で片付けてしまう。
・時には利用者さんを巻き込んで料理を完成させる。

訪問介護の仕事に生活援助は付き物です。

得意不得意があるとは思いますが、私も最初は手際が悪く、味付けもダメだしをされることなんてしょっちゅうありました。

数をこなして、慣れていくうちに無駄な動きも少しずつ無くなり、多い時で5品ほど作れるほど上達しました。

利用者さんが女性の方であれば、昔作っていた料理を教えて頂く、なんて方法もコミュニケーションを取りながら出来るのでおすすめです。

最近では、材料から検索できる料理系のアプリも充実していますので、支援に躓いたときは、どんな料理が出来るのか、参考にしてみるのも良いと思います。

 

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naoko

はじめまして。
管理人のnaokoと申します。

神奈川県川崎市出身。
夫、息子(4)、娘(0)、猫と暮らしている30代です。

介護士歴・・・6年
主婦歴・・・・5年
ママ歴・・・・4年

育休中で仕事はお休みしています。

介護士の経験と主婦・母親としての経験を基に役立つ情報を発信していきたいと思います。

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